病院機能評価認定

認定証

公益財団法人日本医療機能評価機構認定
2002年11月18日複合病院種別A:一般・長期療養で認定
2008年3月17日一般・療養100床以上200床未満で更新認定
2014年1月6日一般病院1で更新認定
2018年2月2日一般病院1で更新認定
2023年5月12日一般病院1で更新認定

~病院を利用される皆さまへ『安心』をお届けするために~

 松山ベテル病院は、2023年5月12日付けで、公益財団法人日本医療機能評価機構の病院機能(3rdG:ver.2.0)の認定証の交付(一般病院1)を受けました。この認定制度は5年に1回更新手続きが必要で、当院は2002年11月に初回の認定を受け、今回で5回目の認定の更新となります。病院機能評価の認定と認定更新の意味について少しお話させていただきます。

 医療は科学として国民の求めに応じた質の高い医療サービスを提供するために、日進月歩の進歩の中で高度化・細分化を図ってきました。しかしながら、利用者は、高度化・細分化された医療に「安全性」が保障されてこそ、「安心」して医療を受けることができます。そこで、病院の医療の質の向上と国民の医療への信頼の保障を目的として、第三者機関として中立的な立場で病院の医療の質や安全性への取り組みについて評価を行う“財団法人日本医療機能評価機構”が設立されました(1995年)。2023年5月12日現在で、全国8182病院のうち2002(24%)の病院が認定を受けています。

 認定証を交付されたということは、第三者機関による中立的な立場で「松山ベテル病院は、地域に根ざし、安心・安全・信頼と納得の得られる医療サービスを提供するために、常日頃努力している病院である」という認定を受けたことになります。

 松山ベテル病院は「ホスピス精神を大切にした全人的なケアの実現」という理念の基に、ご高齢の方や神経難病などの特殊な病気で苦しんでおられる方々、がんという大きな病と向き合いながら日々の生活を送っておられる方々に、その人らしさを大切にしたぬくもりのある医療・看護・介護の提供を目指してきました。今回の機能評価では、職員全員が理念を大切にした日常的な取り組みに対して高い評価を頂きました。この事は、職員一人一人が利用者さま目線で日々の地道な努力を重ねてきた結果と思っています。今後も第三者機関による中立的な病院の評価を頂くことで、ご利用いただいている皆さまへより確かな「安心」をお届けする病院として、皆さまに愛される病院づくりを目指していきたいと考えています。

松山ベテル病院院長  中 橋  恒